“未知の100球”に苦しんだ大嶺

[ 2008年7月2日 22:00 ]

収穫と課題が残ったロッテ・大嶺

 【ロ0―4楽】2年目の大嶺には収穫と課題が残った。先発は昨年4月30日以来だが、今季は中継ぎなどで経験は積んできた。「これまでなら崩れていた」という4回無死二塁も相手中軸を、制球が課題だった変化球で仕留める成長ぶりを見せた。

 だが、7回、未知の100球を超えるとスタミナ面に陰りが見えた。高須に許した中前への先制打は「(投げ終わりで一塁方向に)体勢を崩していなければ投ゴロだった」と大嶺。次の横川にはそこまで低めに決まっていた直球が高めに浮いて3ランを浴びた。勝負ありと言える失投に「あの1球だけが…」。守備や長打を避ける制球力、投手戦で勝るために必要な要素も浮き彫りになった。

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2008年7月2日のニュース