5点追いつかれたオリ なんとかサヨナラ

[ 2008年7月2日 22:16 ]

 【オ7―6ソ】オリックスが今季3度目のサヨナラ勝ち。5点のリードを8、9回で追いつかれ延長に入ったが、10回1死1、2塁で下山が左前適時打を放ち、決着をつけた。ソフトバンクは粘ったが及ばず、今季2度目の4連敗で4位に転落した。

 ≪打っても守ってもヒーロー下山!≫もつれた試合に決着をつけたのは、オリックスの下山だった。6―6の延長10回1死一、二塁。フルカウントから柳瀬の直球を左前にはじき返し、サヨナラの走者を迎え入れた。
 前日は1番で起用されながら、4打数無安打。「きょうはスタメンはないと思っていた。何とか頑張って、きのうの分を取り戻したかった」。守備では9回に本多の右翼線への飛球を好捕。攻守での活躍に「ものすごく気持ちいい」と、お立ち台で笑顔をはじけさせた。
 5点のリードを終盤で追いつかれる最悪の展開を救った一打。「あのまま負けていたら、あすも嫌な雰囲気だった。この1勝は大きい」と、殊勲者は胸を張った。

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2008年7月2日のニュース