逆転負けもひちょり復帰は好材料

[ 2008年7月2日 06:00 ]

 【日本ハム7―12西武】リードオフマン、森本の復帰も起爆剤にはならなかった。5月25日・巨人戦(東京ドーム)で左手小指を骨折した森本が37日ぶりに1番・中堅でスタメン復帰。4回には右翼線二塁打を放つなどしたが、手痛い逆転負け。これで西武戦は5連敗となったが、梨田監督は「たまたま1点以上、余計に点を取られているだけ」と淡々と話した。

 2回までに先発スウィーニーが5失点も、その裏の攻撃で打線が一挙6点と集中力も見せた。「ひちょりが戻ってきたことで打線に厚みが出てきた。安打も出たし故障の影響は大丈夫そうだね」と指揮官は収穫を口にする。「久々のナイターで少し時差ボケだったが、楽しかった」と森本。勝てば今季最多の貯金9となる一戦は9度目の挑戦も阻まれた。それでもムードメーカーの存在が敗戦のショックを吹き飛ばした。

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2008年7月2日のニュース