アッチソン序盤で炎上 打線も沈黙

[ 2008年4月23日 06:00 ]

 【阪神0―8中日】好調だった猛虎打線が開幕20試合目で初の零敗。岡田監督は「序盤にしても4点はきつい」と2回の4失点を敗因に挙げた。先発アッチソンがウッズ、和田に連打を許して一、二塁。1死から中村紀の打球はアッチソンの目の前へ飛んだ。焦らず二塁へ送球すれば併殺も可能だったが、送球はベースカバーに入った鳥谷の足元を横にそれた。自らの失策でピンチを広げ、谷繁に2点二塁打を打たれると、中田にも右前適時打を打たれる始末。「なぜ暴投したか自分でも分からない。あれですべてが変わってしまった」。6回6失点で初黒星を喫した右腕がうつむく。打線も中田に5安打でプロ初完封を許した。

 2位・中日とは1・5差ながら、通算40勝92敗1分けとなったナゴヤドームはさらなる鬼門となった。

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2008年4月23日のニュース