斎藤が開幕先発しなくてもワセダは勝つ

[ 2008年4月13日 06:00 ]

<早大・東大>5回を1安打無失点と好投した早大先発の須田

 東京六大学野球が12日、神宮球場で開幕し、第一週第一日1回戦2試合が行われた。第1試合は4季連続優勝を狙う早大が東大に11―0で圧勝。先発・須田幸太投手(4年)は、5回無失点の好投で今季初勝利を挙げた。第2試合は立大が慶大に4―3でサヨナラ勝ちした。

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 <早大 須田が4年生の貫禄見せた>リーグ史上7度目の4連覇へ東大に大勝発進だ。昨季2勝に終わったエース須田は5回1安打無失点の好投。「2回以降は自分の投球ができた」と気持ちよさそうに汗をぬぐった。史上初の3季連続開幕投手を務める可能性があった斎藤はこの日は登板せず、ブルペンで40球の投球練習。応武監督によると1日に須田、斎藤と話し合い、斎藤が「開幕にこだわりはない」と話したことから前日の練習中、須田に先発を通達した。応武監督は「2回戦は斎藤を先発させる」と明言した。

<立大 勝っても監督は「怒っています」>3―3の9回無死一、三塁から慶大の二塁手・漆畑のサヨナラ失策で接戦を制した。ヒーローは6回1死二塁から右越え同点2ランを放った末藤(3年)だ。「球場が広くなって本塁打は打てないと思ったけどよかった」とエース中林からマークしたリーグ初本塁打に興奮気味。ただ坂口監督は先発・戸村、2番手・菊池が3回までに6四球を許す内容に「怒っています。戸村はハートが弱い」と手厳しかった。

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2008年4月13日のニュース