中日快勝 吉見2試合連続完封

[ 2008年4月13日 16:39 ]

2試合連続の完封勝利を挙げ、荒木に祝福される中日・吉見(19)

 【広0―7中】中日の吉見が2試合連続の完封勝利。11安打されたが、粘り強くコースを突き、打たせて取った。打線は今季最多の17安打。1回にウッズと森野の適時打で2点。5、6回にも2点ずつ加えて突き放した。広島は長谷川が乱調だった。

 ≪打たれても粘り強く≫打たれた安打は11本。しかし、スコアボードには0が並んだ。中日の吉見が粘り強く要所を締め、2試合連続の完封勝利。「ぼくらしい投球だった」と笑みが広がった。「今日はいいところがなかった。谷繁さんが勝負球をうまく配球してくれた」と振り返る。4安打しか許さなかった前回の試合と違い、この日は2回以降毎回走者を背負う苦しい展開。だが持ち前の制球の良さで内外角いっぱいに球を散らし、スライダーも切れた。これで救援での2回を合わせ開幕から20イニング連続無失点。オープン戦でも15回を投げて失点しておらず、抜群の安定感を見せている。

 ≪ウッズ「目をつぶって」3号ソロ≫ウッズが3安打3打点。1回に先制打で5試合ぶりの打点を挙げると、5回は左中間に3号ソロ本塁打。6回にも適時打が出て「(本塁打は)ラッキーだよ。目をつぶって打った」と軽口も出るほどご機嫌だった。
 12日までの最近4試合はわずか1安打。試合前に落合監督から「真っすぐ立って背筋を伸ばすように」と指導を受けた。主砲は「3本も打ったしいいアドバイスだったよ」と指揮官に感謝しきりだった。

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2008年4月13日のニュース