1号3ラン!小久保が打てば盛り上がる!

[ 2008年4月13日 06:00 ]

<ソ・西>7回2死一・二塁、小久保は左越えに決勝のスリーランを放ちニッコリ

 【ソフトバンク8―5西武】ソフトバンク待望の一発が飛び出した。5―5の7回2死一、二塁。復帰5試合目の小久保が勝ち越しの1号3ランだ。「高く上がりすぎたからあかんかなと思ったけど、よく届いてくれた」。昨年9月23日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来となる本塁打の前には、意表を突く走塁で嫌な流れを断ち切った。6回に再逆転を許し、その直後の攻撃。四球で出塁し犠打で二塁へ。続く松田の1球目に迷わず三盗を試みた。思い切った走塁が捕手の悪送球を誘って生還。「あの走塁でチームに貢献できたことが次の打席につながった」。左手首の手術で出遅れていたチームリーダーが大活躍。勝率を再び5割に戻し、王監督は「同じ勝ちでも意味のある勝ち方。踏ん張りどころで大きな勝利だった」と喜んだ。

 ≪小椋10年目のプロ初勝利≫6回途中から登板した小椋が10年目で待望のプロ初勝利を挙げた。7回までを0点に抑えると、その裏にチームが勝ち越し。「長かった。よくここまで野球ができたと思う」。150キロを超える直球を持ちながら、左ひじじん帯痛に泣かされ続け、昨季5年ぶりに1軍登板を果たした。今季も10日に昇格したばかり。毎年、オフでの解雇におびえてきた左腕は初のお立ち台に「めっちゃ気持ち良かった」と感激していた。

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2008年4月13日のニュース