不満の打ち上げ…デイビー３失点

　【オリックス５―３西武】西武との練習試合に先発したオリックスのデイビーが３回５安打３失点といまひとつ。試合後は「スライダーが良くなかったので収穫は少ない」と苦笑した。この日でキャンプ打ち上げとなったコリンズ監督は「５０点」と総括。宮古島の１次キャンプより３０点上がったが、北川、大久保ら主力にケガ人が相次ぎ、序盤は悪天候で満足な練習ができなかったことで点数は伸びなかった。

　＜清原は「よく乗り越えた」＞左ひざ手術からの復活を目指す清原が孤独なキャンプを打ち上げた。完全別メニューの約１カ月。患部への負荷を制限された練習ながら、ひざの状態は７、８割の力を込められるまで回復した。「よく乗り越えた。今の打球はホームランかなというスイングが少しずつ増えている」。今後は神戸市内の室内練習場で調整を続けていくが「何が何でも開幕に間に合わせるという意識はない。ただ信じて１日１日を悔いのないようにやるしかない」と２３年目のシーズンを見据えた。