薮田“日米戸惑いの2失点”デビュー

[ 2008年2月29日 06:00 ]

この動作は薮田の癖?

 【ロイヤルズ1―6レンジャーズ】ロイヤルズの薮田が27日、日本人投手のトップを切ってオープン戦に初登板した。サプライズで行われたレンジャーズ戦の8回に登板し1イニングを3安打2失点。「球が全部高かった。ボール先行で苦しくなった」と反省したが、投球以外でも日米の違いに苦しんだ。

 1点を失った直後の1死一、三塁。カウント1―3で右拳に息を吹きかけた行為が、ボールにツバをつけたと見なされ不正投球を宣告された(結果は四球)。ヒルマン監督からは「4回からブルペンに行く必要はなかった。球速も本来とかけ離れていた」と7回と8回に2度の投球練習をしたことにもダメ出し。投球内容を含め「ダメなところはダメという結果が出た。直さなければ同じ結果しか続かない」。次回3月1日のレンジャーズ戦ではホロ苦いデビュー戦の教訓を生かす。(浮田圭一郎通信員)

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2008年2月29日のニュース