アニキ来た!3週遅れのキャンプイン

[ 2008年2月19日 20:39 ]

チームに合流した阪神・金本。左は新井

 米国でのトレーニングを終え、例年より約3週間遅いキャンプインとなった。久しぶりに縦じまのユニホームに袖を通した阪神・金本は「いよいよシーズンが始まった気がする」と高揚していた。

 全体練習を離れ、別メニューでの調整。室内、屋外と動き回り、キャッチボール、ダッシュ走などを黙々とこなしていった。ひざの状態を常に気にかけながらも、初日から練習は約6時間に及んだ。鉄人も思わず「飛ばしすぎた気がする」と苦笑した。
 オフに手術した左ひざは、まだ復調とまではいかない。状態のいい日で8割、悪い時は5、6割の力でしか走れず「まだめどが立っていない」ともどかしさを感じさせる。一方で「投打」に関しては「思ったより投げたり、打てたりができる」と手応えを口にした。この日のティー打撃でも「アメリカにいる時より振れた。自分でもびっくりした」と仕上がり具合に満足そうだった。
 「精神的にやる気満々。充実している」と話す金本。開幕まで根気強く不安を取り除いていく。

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2008年2月19日のニュース