福留が自主トレ終了 あすキャンプイン

[ 2008年2月19日 09:55 ]

キャンプイン前日、笑顔を見せるカブスの福留

 米大リーグは18日、各球団のバッテリー組がキャンプインを終えた。19日から野手組が始動する。19日にキャンプに入る日本選手3人のうち、中日からカブスに移籍した福留孝介外野手はメサ(米アリゾナ州)でフリー打撃やランニングを行い、自主トレーニングを切り上げた。

 昨年はロッキーズでワールドシリーズ進出に貢献したアストロズの松井稼頭央内野手、カージナルスからフィリーズに移籍した田口壮外野手も19日が初日になる。

 ≪自然体でキャンプへ≫ 外野ノック、フリー打撃にランニング。キャンプイン前日も、これまで同様軽めの内容だった。豊富な練習量で知られる福留は「コンディショニングっていっても、ウオーミングアップだよ」。やや物足りなそうにつぶやいた。しかし、キャンプインに先駆けての現地入りは早く新しい環境に慣れるため。リーらチームメートと会話する場面も増え、当初の目標は十分に達成しているようだ。練習量は少なかったが、「毎日やっているから大丈夫」と、居残り練習や特打はしなかった。日本で仕上げてきた自信もあるのだろう。「実際に始まってみて、足りなければやればいい」という。キャンプインに向けても「特別きょうから、という気はない」。自然体のままキャンプに入っていく。(共同)

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2008年2月19日のニュース