2度落下…18歳北園は悔し涙 鉄棒6位「恩返ししたかった」 着地は意地“ピタリ”

[ 2021年8月4日 05:30 ]

東京五輪第12日 体操 ( 2021年8月3日    有明体操競技場 )

<体操男子種目別鉄棒決勝>落下する北園(撮影・会津 智海)
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 種目別決勝の鉄棒で北園丈琉(18=徳洲会)は2度の落下があって12・333点で6位だった。

 北園は6位に終わり悔し涙を流した。「この最後の舞台を楽しんでやり切ろうと思っていたけど…」。G難度「カッシーナ」など離れ技で2度の落下。着地こそピタリと止めたが、悔しそうな表情で両手を合わせた。

 4月の全日本選手権の鉄棒で落下し、右肘剥離骨折などの重傷を負いながら、奇跡の逆襲でつかんだ初の夢舞台。「今のモチベーションを一日も忘れずに、パリ五輪まで突っ走っていきたい」と18歳は前を向いた。

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2021年8月4日のニュース