6度目五輪出場の寺内健 最終試技後の拍手に万感「ここまで現役を続けてきて良かったと思えた瞬間でした」

[ 2021年8月4日 08:50 ]

飛び込みの寺内健
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 男子板飛び込みの寺内健(40=ミキハウス)が3日、自身のSNSを更新。東京五輪の戦いを終えた思いをつづった。

 決勝に進んだ寺内は359・70点の12位に終わり、04年アテネ五輪以来17年ぶりの個人種目での入賞を逃した。夏季五輪の日本人最多タイ6度目出場のレジェンド。予選の10位、準決勝の7位から順位を落としたが、最終演技後には世界各国の選手、コーチがスタンディングオベーション。惜しみない拍手を浴びた。

 寺内はツイッターで「私の東京五輪終わりました 個人の結果は12位と目標としていたメダルには遠く及ばず」とあらためて競技結果を報告。「悔しいですが、最終試技の後の沢山の暖かい拍手は、ここまで現役を続けてきて良かったと思えた瞬間でした」と感動の思いを吐露。2ショット写真を添え、「30年間指導下さったコーチには感謝しかありません。そしてこの舞台で演技させて頂けた事が何より幸せです」とコーチへの思いをつづった。

 さらに、インスタグラムにも「最後に、30年間指導下さったコーチがいなければ今の自分はありません。そのコーチにオリンピックのメダルを掛けてあげる事は出来ませんでしたが、スーエイコーチと笑顔で試合を終えれた事を誇りに思います。感謝しかありません」とも。最後は「多くの声援、本当に有難うございました」とファンへの感謝も記した。

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