泉谷駿介 準決勝敗退「現実を受け入れられない感じ」 連続でハードル接触 決勝ライン0秒03届かず

[ 2021年8月4日 11:36 ]

東京五輪 陸上 ( 2021年8月4日    国立競技場 )

泉谷駿介(AP)
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 男子110メートル障害は準決勝予選が行われ、第3組の泉谷駿介(21=順大)は13秒35の組3着で惜しくも準決勝敗退。同種目で日本人初の決勝進出はならず「ちょっと…現実を受け入れられない感じですね」と淡々と振り返った。

 この種目の日本記録保持者(13秒06)の泉谷は1台目、2台目と連続でハードルにぶつかった。

 「しっかりと集中できていなかった部分があるのでこういう結果になって凄い悔しいです」

 後半は持ち味の加速で何とか3位に食い込んだが、決勝進出ラインまで0秒03届かなかった。ハードルとの接触がなければ決勝進出も見えていただけに「すごく悔しいですけど、パリ五輪に向けてしっかり練習していって頑張っていきたいと思います」と語った。

 ◇泉谷 駿介(いずみや・しゅんすけ)2000年(平12)1月26日生まれ、神奈川県出身の21歳。緑が丘中で陸上を始める。中学では短距離と四種競技に取り組み、武相高時代の17年には全国高校総体の八種競技で優勝、三段跳びで3位に入った。順大進学後に110メートル障害に軸足を置き、19年日本選手権2位。同年の世界選手権は負傷棄権した。1メートル76、70キロ。

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