瀬戸2冠!400M個メ&200バタでV 世界記録「見えている」

[ 2018年10月28日 05:30 ]

競泳・世界短水路選手権代表選考会第1日 ( 2018年10月27日    東京辰巳国際水泳場 )

男子200メートルバタフライで優勝し喜ぶ瀬戸(右)
Photo By 共同

 短水路(25メートルプール)で争われ、瀬戸大也(24=ANA)は400メートル個人メドレーを4分1秒62で、200メートルバタフライを1分49秒87で制した。12月の世界短水路選手権(中国・杭州)で4連覇の懸かる400メートル個人メドレーでの世界記録樹立に自信を見せた。

 “凡ミス”をものともしなかった。瀬戸は午後5時20分開始予定の400メートル個人メドレー決勝の時間を間違え、通常より約1時間遅くアップを開始。普段はプールサイドで30分、水中で30分程度の準備時間を設けているが「ヤバい、となってバーッと準備した」と慌ただしくレースを迎えた。自己ベストからは5秒以上遅れたが、2位に3秒以上の大差をつけて快勝。約30分後の200メートルバタフライも制した。

 「記録よりも代表権を獲ることが目標だったが、思った以上に良い結果だと思います」と笑顔を見せた。400メートル個人メドレーで4連覇の懸かる世界舞台に向け、明日29日から米国で約3週間の高地合宿に入る予定。「優勝だけでは当たり前。世界記録がついた4連覇をしたい。それが現実に見えている」と前を向いた。

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2018年10月28日のニュース