大体大1年のWTB鬼頭 新生花園の学生トライ1号「うれしいですね」

[ 2018年10月28日 20:29 ]

ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第3節   大体大15―76京産大 ( 2018年10月28日    花園 )

 大体大のWTB鬼頭潤(1年)が、リニューアル工事を終えた花園ラグビー場の学生トライ1号になった。京産大の反則が重なって得た前半10分のゴール前でのラインアウト。FWでフェーズを重ねた後、右サイドでフィニッシュを飾った。

 「うれしいですね。(学生1号は)気にしていませんでした。めっちゃきれいになったと思います」

 石見智翠館高校でも、全国高校ラグビー大会でこの舞台を踏んでいた。大型ビジョン、スタンドなど、一変した場内を満喫した。26日に、新装花園こけら落としの一戦、日本代表―世界選抜に行われ、学生は大体大―京産大が最初の試合だった。

 「アタックが得意。アタックで勢いを付けたい」という50メートル6秒2の快足1年生は、大敗の一戦で目立った。後半にも2トライを挙げ、初先発でいきなりハットトリック。昇格イヤーで開幕3連敗を喫したチームに、明るい材料をもたらした。

 京産大の1年生の笹岡海斗も3トライを挙げた。デビュー戦のルーキー選手が輝いた試合だった。

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2018年10月28日のニュース