琴奨菊、九州場所へ“内川イズム” 日本S開幕前夜に食事会

[ 2018年10月28日 05:30 ]

広島巡業でのぶつかり稽古で妙義龍に胸を出す琴奨菊(右)
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 大相撲の秋巡業が27日、広島市で行われ、幕内・琴奨菊(34=佐渡ケ嶽部屋)がソフトバンクの内川聖一内野手と上林誠知外野手、平幕・嘉風らと日本シリーズ第1戦前夜の26日に食事会を開き、互いの健闘を誓い合ったことを明かした。

 福岡県出身の琴奨菊は熱烈なソフトバンクファン。内川とも親交が深い。今回の食事会は内川から誘いがあり、あえて広島市内の大衆的お好み焼き店を選択。敵地の真ん中で、周囲の広島ファンに「お手柔らかに」と対応する姿を見て、感心した。「緊張するのは球場に入ってからでいい、と言っていました。こだわりすぎない方がいい、楽しさをもっと出した方がいい、とも」。土俵にも通じる考え方に納得。ヤフオクドームでの第4戦を観戦予定の元大関は、内川イズムをひっさげて九州場所(11月11日初日、福岡国際センター)に臨む。

 《御嶽海増量も体重は「内緒」》 御嶽海が、食欲の秋で体重が増えたことを明かした。どれくらい増えたかは「内緒」としながら「少し絞らないと」と、番付発表後にプチダイエットに取り組む予定。しかし、「九州も豚骨ラーメンがおいしいし」と悩みは尽きない。この日は栃ノ心、正代らと計11番で3勝。今日28日の山口県周南市が最後になる秋巡業を振り返り「いいペースでしっかり汗もかけた」と満足そうだった。

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2018年10月28日のニュース