天理大 2戦連続の無失点勝ち!WTB中野豪が3トライ

[ 2018年10月28日 19:26 ]

ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第3節   天理大50―0近大 ( 2018年10月28日    花園 )

<近大・天理大>後半46分、近大ディフェンスを振り切りトライを決める天理大・WTB中野(撮影・後藤 正志)
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 3連覇を狙う天理大に隙がない。開幕3連勝を、2戦連続の無失点で飾った。フォワードはセットプレーで近大を圧倒。バックスも決定力を見せた。中でも、WTB中野豪(4年)が3トライを奪って輝きを放った。

 今季は減量効果もあって、「スピードが上がっている」と実感している。1メートル70の身長で88キロだったのを、83キロに下げた。50メートル6秒5の足は、数字以上にキレが出ている。FWがゴール前まで攻め込んだ後、左サイドでフィニッシャーの仕事を果たした。同学で、シーズン前にトライ王を誓い合ったWTB久保が故障離脱中。バックスリーダーとして「バックスの4年生が1人抜けた。その分、引っ張っていきたい」と、強い決意を持っている。

 「個人的には良かったけど、チームとしてはミスが多かった。悪い流れが続いた。悪い流れの中で自分たちのラグビーができるようにならないといけない」

 目標はあくまで日本一とあって、後半6分に38―0としたあと、30分近く停滞の時間が続いたことを反省した。黒衣軍団は、大勝しても緩みがない。

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2018年10月28日のニュース