小祝、焼き肉でジュ〜実4位 逆転プロ初優勝に向けて3打差

[ 2018年10月28日 05:30 ]

女子ゴルフツアー樋口久子・三菱電機レディース   第2日 ( 2018年10月27日    埼玉県 武蔵丘GC=6585ヤード、パー72 )

18番、ティーショットを放つ小祝さくら (撮影・白鳥 佳樹)  
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 “黄金世代”の小祝さくら(20=ニトリ)が4バーディー、ボギーなしの68で回り首位と3打差の4位につけた。1年目の今季はここまで2位が3回。逆転でのプロ初優勝を狙う。2日連続で67をマークした三ケ島かな(22=ランテック)が、通算10アンダーで首位を守った。

 首位と3打差4位の好位置。ボギーなしのラウンドにも小祝は不満げな表情だ。

 「4アンダーはうれしいんですけど、もったいないというか…。いいバーディーパットを3つ外したので、悔いは残ります」

 4つのバーディーは、全て3メートル前後を沈めたもの。しかし、20歳の脳裏に残るのは10、11、18番で外したバーディーパットだ。こちらも全て3メートル前後で「真っすぐ打てていない」。反省ばかりが口をつくが、本調子ではない中でも上位争いをする実力を持っている。

 プロ1年目。終盤戦になるにつれて、ズボンが緩くなるなど疲れが蓄積している。そこで58キロの体重を維持する方法が好物の肉を食べること。先週末も拠点を置く千葉県内の焼き肉店で「吐きそうになるくらい頑張って食べています」と体力回復法を明かした。

 ここまで2位が3度。もう一歩のところで初優勝を逃してきた。「今日はたまたまかみ合ったので、それが明日まで続くのか…」。やはり不安げな表情だが、今度こそ“シルバーコレクター”を返上する。

 ▼24位鈴木愛 ショットは悪くない。パットも良い感じだけど、全然入ってくれん。(3バーディー、2ボギーの71と伸ばしきれず)

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2018年10月28日のニュース