今季シニアデビューの新星・山下真瑚、メドベ超え2位「メダルが取れるとは思っていなかった」

[ 2018年10月28日 12:41 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第2戦 スケートカナダ第3日 ( 2018年10月27日    カナダ・ラバル )

スケートカナダ女子シングルで2位に入った山下真瑚(左)と優勝したトゥクタミシェワ(中央)3位のメドベージェワ(右)=(AP)
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 フィギュアスケートのGPシリーズ第2戦、スケートカナダ第3日は27日(日本時間28日)は、女子フリーが行われ、グランプリシリーズデビューでショートプログラム(SP)3位の山下真瑚(15=中京大中京高)が136・76で、SPとの合計203・06となり2位に入った。SPで7位と出遅れた平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(18=ロシア)はフリー首位の137・08で、SPとの合計197・91で3位に入った。

 今季シニアデビューした15歳の山下が圧巻の演技を見せた。紫色の衣装で登場し、冒頭の3回転ジャンプに成功すると、3回転フリップ―ダブルアクセルのコンビネーションジャンプも着氷。後半も次々とジャンプを決め、着氷の度に笑顔を振りまいた。華麗なスピンも披露し、大きなミスなく。演技を終えると、胸の前で小さく両手でガッツポーズし、満面の笑み。手を振ってスタンドからの大きな拍手に応えた山下は「メダルが取れるとは思っていなかったので、とてもうれしい」と声を弾ませていた。

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