世界体操 内村航平のあん馬で団体決勝スタート、4種目に起用

[ 2018年10月28日 17:59 ]

体操・世界選手権第4日 ( 2018年10月28日    カタール・ドーハ )

体操の内村航平
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 29日の団体総合決勝に向け、日本男子の水鳥寿思監督(38)が会場で取材に応じ、右足首を痛めて予選はあん馬、つり輪、鉄棒の3種目の演技にとどめた内村航平(29=リンガーハット)を平行棒も加えた4種目に起用することを明かした。

 内村が団体決勝で4種目しか演技しないのは、初めて世界大会の代表に入った08年北京五輪(床運動、跳馬、平行棒、鉄棒)以来となる。25日の予選後は「いつも6種目やっているので問題ない」と話していた。

 25日の予選ではロシアに5点、中国に4点以上の差をつけられたが、決勝に得点は持ち越さない。金メダルの16年リオデジャネイロ五輪も予選4位からの逆襲劇だった。

 決勝はあん馬からのスタート。絶対に失敗が許されないトップバッターは内村が務める。水鳥監督は「(右足首は)悪くなっていない。予選の時より(着地を)狙いにいける状態」とし、チームについて「自信を持って臨むことが大事」と話した。

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