ミケルソン、今年の生涯グランドスラム達成を断念…その理由とは

[ 2017年6月4日 07:50 ]

 男子ゴルフのフィル・ミケルソン(46=米国)が15日に開幕する全米オープン(ウィスコンシン州ハートフォード)を欠場する意向を示した。理由は長女アマンダさんの高校の卒業式に出席するためだという。

 メジャー5勝を誇るミケルソンだが、母国のナショナルチャンピオンシップとなる全米オープンだけは2位が6度でまだ勝ったことがない。同大会は94年から20年以上連続出場を続けてきたが、それも今回で途切れることになった。

 「全米オープンはなんとしても勝ちたい大会だ。でも今回のことは人生を振り返る時に逃しちゃいけない、そこにいなきゃダメなんだ」

 オハイオ州で行われているメモリアルトーナメントの第3ラウンド終了後にミケルソンは語った。アマンダさんは卒業生総代を務めるのだという。

 今月16日には47歳になるミケルソン。生涯グランドスラムのために残されたチャンスはそれほど多くないはず。

 「来年、再来年は間違いなくプレーできる。(次女の)ソフィアがまだ卒業しないから」

 この家族愛、本物です。

続きを表示

2017年6月4日のニュース