宮本 日本勢トップ6位浮上、「チームセリザワ」アベック∨だ

[ 2017年6月4日 05:30 ]

男子ゴルフツアー ツアー選手権森ビル杯第3日 ( 2017年6月3日    茨城県笠間市 宍戸ヒルズCC=7384ヤード、パー71 )

ツアー選手権第3日 18番、バンカーから第4打を放つ宮本
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 14年日本シリーズ以来のツアー優勝を目指す宮本勝昌(44=ハートンホテル)が69で回り、日本勢トップの3打差の6位に浮上した。女子では同じ「チームセリザワ」の西山ゆかり(34)が首位に立っており、最終日はダブルVに挑む。B・ジョーンズ(42=オーストラリア)とA・キュー(38=フィリピン)が通算7アンダーで首位に並んでいる。

 最後に落とし穴が待っていた。宮本は17番までに4バーディーを決め首位を追い上げる。しかし、18番で第1打を左ラフに曲げ、3打目もバンカーに入れダブルボギーと失速。「途中まで120点のゴルフができていました。ウ〜ン。(通算)6アンダーだったらね」と悔やんだが、通算10アンダーで回っていた最終組のキューが17番でトリプルボギーを叩き、その差が3打に縮まった。会見中にそれを伝えられると「喜んじゃいけない。表情を変えなかったと書いておいてください」とガ然やる気になった。

 今季は4月のパナソニック・オープンでプレーオフまで進むも、同世代の久保谷に敗れた。腰に不安を抱えるなど体調は万全ではないが、“同門”の西山が女子のKKT杯バンテリン・レディースで優勝し、この日のヨネックス・レディースでも首位に立ったのを知り、大いに刺激を受けている。「一緒に練習しているのがいい方向に出ているのかもしれませんね。目標は3アンダー」と、大会3度目の優勝を見据えていた。

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2017年6月4日のニュース