竹岡 中量級で19歳の樋口に優勢勝ちし6年ぶり2度目V

[ 2017年6月4日 18:21 ]

 第34回全日本ウェイト制空手道選手権大会(極真会館主催)は4日、エディオンアリーナ大阪で行われた。中量級(80キロ以下)では竹岡拓哉(27)が決勝で19歳の樋口知春に優勢勝ちし、この階級で6年ぶり2度目の優勝をした。竹岡は左ローキックで優位に試合を運ぶ。相手の回し蹴りに下段突きを合わせて、技ありを奪うとそのまま逃げ切った。「もうこの世界ではベテランだが最後は打ち続けてやろうと思った」と若手に負けない意地を見せた。軽重量級に階級を上げて戦ったが、2度の準優勝とあと1歩頂点に届かなかった。「新ルールになって、動けた方が有利。適正体重に戻した」と80キロ以下に落として本来の動きに切れが出たという。

 「城西支部も若手が成長して、優勝するチャンスもある。自分も負けていられない。無差別の全日本で優勝したい」と11月の全日本選手権優勝を狙いに行く。

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2017年6月4日のニュース