さくら 出遅れ44位、つまずき挽回も失速…「もったいない」

[ 2017年6月4日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー ショップライト・クラシック第1日 ( 2017年6月2日    米ニュージャージー州ギャロウェー ストックトン・シービューGC=6155ヤード、パー71 )

ショップライト・クラシック第1日、18番でティーショットを放つ横峯さくら。イーブンパーで44位
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 第1ラウンドが行われ、横峯さくら(31=エプソン)は5バーディー、5ボギーの71でトップと7打差の44位となった。野村敏京(24=フリー)は72で64位。上原彩子(33=モスバーガー)は73の79位、畑岡奈紗(18=森ビル)は74の98位と出遅れた。64をマークしたアンナ・ノードクイスト(29=スウェーデン)が首位に立ち、1打差の2位にモリヤ・ジュタヌガーン(22=タイ)ら4人が並んだ。

 横峯は序盤のつまずきを挽回して一時は2アンダーまで伸ばしたが失速した。「オーバーパーにならなくてよかったが、もったいないラウンドだった」と振り返った。ドライバーショットが左へ曲がりがちだったことに加え、風が気になって距離の判断が「難しかった」と話した。2010年に宮里藍が優勝し、昨年は野村が2位、横峯も14位と日本勢にとって相性のいい大会。「しっかり修正して、明日こそアンダーパーで回りたい」と気合を入れた。

 《敏京トリプル響く》昨年大会でトップと1打差の2位に入った野村は前半の14番でトリプルボギーを叩き「そこから流れが難しくなった」と話した。第2打をグリーン左の茂みに打ち込んだが「ボールは見えていた」とアンプレアブルを宣言せずに続行。しかし3、4打目でも抜け出せず、5打目でようやくグリーンに乗せた。トップとは8打差も「(修正点は)特にない。今日はただ運がなかっただけ」と引きずる様子はなかった。

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