エリミユ2回戦敗退 穂積「内容良くない」加藤「動けなかった」

[ 2017年6月4日 05:30 ]

テニス全仏オープン第7日 女子ダブルス2回戦   穂積、加藤0―2バーティ、デラクア ( 2017年6月3日    パリ・ローランギャロス )

全仏オープン女子ダブルス2回戦 プレーする穂積(手前)、加藤組
Photo By 共同

 女子ダブルス2回戦で穂積絵莉(23=橋本総業)、加藤未唯(22=佐川印刷)組は、アシュリー・バーティ(21)、ケーシー・デラクア(32=ともにオーストラリア)に4―6、1―6で敗れた。4強入りした全豪オープンに続く上位進出はならなかった。2日の男子シングルス3回戦では、連覇を狙う第2シードのノバク・ジョコビッチ(30=セルビア)が苦戦の末に16強入りを決めた。

 全豪4強の“エリミユ”がわずか58分で一蹴された。シングルス、ダブルスともに実績十分の強豪ペア。デラクアの巧みなロブで何度も流れを断ち切られ、穂積は「どう攻めるか見えてこなかった」とお手上げ。シングルス予選で左大腿を痛めた加藤も「前衛で思うように動けなかった」と精彩を欠いた。威力と精度のそろったバーティのサービスゲームでは1ポイントしか取れず、打開策が見つからなかった。

 全豪の4強以上の成績を目標に掲げながら2回戦で敗退。穂積は「自分たちの力を出し切っていれば落ち込まないが、内容が良くない」と落胆し、加藤も「次に対戦したら今日よりもいいプレーをしたい」と言うのが精いっぱいだった。

続きを表示

2017年6月4日のニュース