松山 40位後退、自身に怒りあらわ「クラブ全部折ろうかと」

[ 2017年6月4日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー メモリアル・トーナメント第2日 ( 2017年6月2日    米オハイオ州ダブリン ミュアフィールドビレッジGC=7392ヤード、パー72 )

メモリアル・トーナメント第2日、7番でラインを読む松山英樹。通算イーブンパーで40位
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 第2ラウンドが行われ、13位から出た松山英樹(25=LEXUS)は4バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの74で通算イーブンパー、144の40位に後退した。石川遼(25=CASIO)は75と振るわず通算4オーバーで予選通過に1打及ばなかった。池田勇太(31=フリー)も75で9オーバーに終わった。連日の65と伸ばしたジェーソン・ダフナー(40=米国)が通算14アンダーで単独首位に立った。

 松山が怒りをあらわにした。ショットもパットも思うようにいかなかったラウンド後に「クラブを全部折ってやろうかというくらい、内心は切れている」とぶちまけた。最も悪かったのは「パッティング」。12番(パー3)でピン上1・2メートルからまさかの3パットとなり「あれが痛かった」とパット数は31を数えた。16番(パー3)はティーショットを池に入れてダブルボギー。後半は2バーディーを奪った後、上がり2ホールはともにバンカーで目玉になってスコアを落とした。「話にならないミスショットだった」と自らのプレーを切って捨てた。

 初優勝を遂げた好相性のコースでトップと14打差。2週後にはメジャー第2戦の全米オープン選手権が控える。「なかなかいい策がない」と悩みは深い。

 《遼、勇太は予選落ち》石川は11番で池に、12番はバンカーにつかまるなど序盤4ホールで4つスコアを落とした。要因は「プロゴルファーじゃない」と自嘲したほどのアイアンショット。「球に当たらなくて、自分でもびっくりした」と声を落とした。113位の池田とともに予選落ち。5日は全米オープン(15日開幕)出場を目指して予選会に出場予定で、「練習するしかない」と話した。

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