谷原　６９で１５位に入り「最後は少し良いゴルフができた」

ツアー選手権森ビル杯最終日 （ 2017年6月4日    茨城県宍戸ヒルズＣＣ＝７３８４ヤード、パー７１ ）

　今大会が国内初戦だった谷原秀人（３８＝国際スポーツ振興協会）は６９で回り通算１オーバーで１５位に入り「最後は少し良いゴルフができた」と安堵の表情で話した。

　次戦は１５日開幕の全米オープン（米ウィスコンシン州）。会場のエリンヒルズについて「映像を見る限り、相当難しそう。曲がったら終わり。もうちょっとショットを調整して、あとは向こう（米国）に行ってどういうイメージが出るか」と警戒していた。

　キャディーには東北福祉大の１年後輩になるプロゴルファー谷口拓也を起用する。「昔から知っていて何も気にならないので楽しくできるかな」と笑顔で話した。

　同じく全米オープンに出場する今平周吾（２４＝レオパレスリゾートグアム）は７４とスコアを落とし通算２オーバーで１８位。「ショットが悪すぎた。ちゃんと当たらない。疲れもあるのかな」と肩を落とした。

　上位に入れば賞金ランキング２位以内の資格で全英オープン（７月、英国）出場権を獲得できる可能性もあったが、届かず「全英にはできれば行きたかった」と残念そうに話した。

　全米オープンに向けては「とりあえず予選通過が目標。通ったら上位に行けるように頑張る。楽しみ」と決意を示した。