信じられない…デルポトロ、絶好の好機逃し力尽く「彼こそ真のNo.1」

[ 2017年6月4日 07:39 ]

テニス全仏オープン第7日 男子シングルス3回戦   デルポトロ0―3マリー ( 2017年6月3日    パリ・ローランギャロス )

うなだれるデルポトロ
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 デルポトロ(アルゼンチン)はネットにもたれかかって何分間もがっくりとうなだれた。A・マリー(英国)試合はまだ第1セットを終えたばかり。しかし、1時間半を費やし、何度もチャンスのあったこのセットを落としたことが勝敗を大きく左右した。

「絶好のチャンスがあったのに取れなかった。信じられなかった。でもA・マリーやナダル、フェデラー相手にはこういう事が起こり得る。彼こそ真のNo.1だよ」と脱帽した。センターコートの観客の大声援に背中を押され、第2セットも奮闘したものの、力尽きてストレート負けを喫した。

 クレーシーズンに入った5月に上旬に祖父を亡くし、今季クレーの最初の大会を途中棄権するなど、心身ともに調整が難しい時期でもあったはず。「祖父のことがあったが、いい大会になったし、いいクレーシーズンだったと思う。芝での戦いが楽しみだ」と持ち味を発揮しやすい今後の芝シーズンに気持ちを向けた。

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