鄭現 韓国初の全仏16強ならず「圭とプレーできたのは凄く光栄」

[ 2017年6月4日 21:31 ]

全仏オープン第8日・男子シングルス3回戦 ( 2017年6月4日    ローランギャロス )

3回戦で錦織と対戦した鄭現
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 ガッツあふれるテニスで錦織を追い詰めた鄭現だったが、最後はダブルフォールトで涙をのんだ。

 「簡単には負けたくないと思って全てのポイントでファイトした」と前日は2セットダウンから巻き返し、この日の最終セットでも3―5からブレークバックに成功し、最後まで追いすがった。

 初対戦での惜敗に「世界のトップ選手である圭とプレーできたのは凄く光栄だった。圭の速くて正確なストロークに苦しんだが全力は尽くした」と満足感をにじませた。

 13歳から2年間、錦織と同じIMGアカデミーに在籍していたが一緒に練習をしたことはなかったという。「韓国ではみんな圭のファンだよ。なんといってもアジアNo.1選手だからね」と錦織について語りつつ、「まだまだ韓国ではテニスは人気があるとは言えない。もっと人気が出るようにしたい」と自らの活躍を誓った。

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2017年6月4日のニュース