宇良 土俵際でかわし6勝目も不満げ、幕下小柳17連勝でストップ

[ 2016年7月16日 16:02 ]

大相撲名古屋場所7日目

(7月16日 愛知県体育館)
 やはり土俵際は強い。十両の宇良が琴恵光をはたき込んで6勝目をあげ、首位タイを守った。立ち合いで低く潜ったがスピードのある琴恵光に、すぐに突き放された。それでもバランスは崩さず、押し切ろうとする相手を土俵際でかわし、回り込むようにはたき込んだ。

 「あそこまで速いと、判断する余裕もない。あとで動画をみてみます。動いた方向がたまたまよかった」と振り返った。決まり手については「最近は引きが多い。押す力がまだ足りないのかなと感じる」と不満そうだった。

 幕下では、西7枚目の小柳が若乃島に敗れ、初土俵からの連勝が17で止まった。立ち合いから激しい相撲となったが、若乃島の低い姿勢がらの突き押しにたまらず引くと、呼び込む形になり、最後は両差しを許して力尽きた。

 引いてのプロ初黒星に「やってはいけないことをやってしまった。そりゃ、負ける。めっちゃ悔いが残る」と苦笑いした。

 これで3勝1敗。勝ち越しへ向け「くよくよしている場合じゃない。もっといい相撲をとって頑張ります」と誓った。

続きを表示

2016年7月16日のニュース