桐生　９秒台はお預け　１０秒３４で４位に　イエーテボリＧＰ

陸男子１００メートル予選２組で１着になった桐生祥秀

　陸上のイエーテボリ・グランプリは１５日、スウェーデンのイエーテボリで行われ、男子１００メートル決勝でリオデジャネイロ五輪代表の桐生祥秀（東洋大）は向かい風１・６メートルの中１０秒３４で４位に終わった。

　予選２組では向かい風１・１メートルで１０秒２０の１着となり、同日の決勝に進んでいた。リオ五輪への調整大会だが、出発前には「本番はリオデジャネイロ五輪だけど、その前に海外のレースで感覚をつかみたい。海外の選手と走るのが楽しみ」と語っていた。

　桐生は今季、３年ぶりに自己ベストに並ぶ１０秒０１をマーク。９秒台に期待がかかっていた。１８日にはハンガリーでの国際大会に出場する。

　▼桐生祥秀の話　面白かった。こういうレースで走れたのが収穫。（決勝は）予選みたいなスタートが決まらなかった。