ブレイディの出場停止確定 ボール不正問題上訴せず

[ 2016年7月16日 05:26 ]

 米プロフットボールNFL、ペイトリオッツのQBトム・ブレイディは15日、規定以下の空気圧の球を不正に使用したとして4試合の出場停止処分を受けた問題について、これ以上法廷で争う考えがないことを自身のフェイスブックで明かした。処分が確定し、今季の開幕から4試合に出場することができなくなる。

 ブレイディは2014年シーズンのプレーオフで行われていたとされる不正工作を認識していたとして出場停止処分を受けたが、昨季開幕時にはニューヨークの連邦地裁によって処分が取り消された。しかし、この4月に米連邦控訴裁判所は処分を取り消した一審の判断を覆し、処分は妥当との判断を下した。再審理の請求も13日に棄却され、ブレイディ側が上訴するかが注目されていた。(共同)

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2016年7月16日のニュース