池田27位、市原67位で決勝ラウンドへ 松山は8オーバーで予選落ち

[ 2016年7月16日 05:49 ]

第2Rの15番ホールでプレーする松山(AP)

 米男子ゴルフツアーの第145回全英オープン第2日は15日、英国トルーンのロイヤルトルーンGC(7190ヤード、パー71)で行われ、首位と5打差の12位からスタートした池田勇太(30=日清食品)は強い雨の中でバーディーなし、3ボギーの74とスコアを落とし、通算イーブンパーで27位に後退した。22位から出た市原弘大(34=フリー)は3バーディー、9ボギーの77だったが、通算4オーバーの67位でギリギリ予選を通過した。

 池田と並んで初日12位の今平周吾(23=フリー)は通算6オーバーの89位で決勝ラウンド進出に2打及ばず。初日75位の松山英樹(24=LEXUS)は1バーディー、8ボギーと大きく崩れて通算8オーバーの111位に終わり、6月の全米オープンに続いてメジャー2戦連続、全英では4度目の出場で初の予選落ちとなった。

 宮里優作(36=フリー)も通算8オーバーで111位、谷原秀人(37=国際スポーツ振興協会)は通算9オーバーの122位、塚田陽亮(31=ホクト)は通算10オーバーの130位、小平智(26=Admiral)は通算11オーバーの138位で、いずも予選突破はならなかった。

 初日首位のフィル・ミケルソン(46=米国)が2日目も69で通算10アンダーまで伸ばし、首位を守った。この日65とスコアを伸ばしたヘンリク・ステンソン(40=スウェーデン)が1打差で続いている。

 ▼市原弘大の話 ゴルフでうれし涙は初めて。こんなにうれしい予選通過はない。最後のパットはラインだけ決めてしっかり打った。決勝ラウンドも挑戦者の気持ちで一つでも上を目指したい。

 ▼松山英樹の話 悔しい。今の自分のゴルフがそのまま出ている感じ。うまくプレーできなかったのは自分の力不足。少しミスをするとどんどん悪い方向に考えてしまう。

 ▼谷原秀人の話 疲れた。午後スタートの組は行き(アウト)も帰り(イン)も逆風できつかった。そういう運も必要なんだろうけど、足りなかった。

 ▼今平周吾の話 風と雨で難しかった。8番(パー3)の7が痛かった。そこから引きずってしまった。まだ経験不足。この舞台で戦ったことを次に生かしたい。

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2016年7月16日のニュース