4連覇へ吉田、伊調が意気込み 至学館大で五輪代表壮行会

[ 2016年7月16日 18:38 ]

リオ五輪レスリング女子日本代表の壮行会で意気込みを語る吉田沙保里

 リオデジャネイロ五輪レスリング女子日本代表の6階級を卒業生と在校生で独占した至学館大が16日、名古屋市内で壮行会を行い、53キロ級で4連覇を目指し、日本選手団の主将も務める吉田沙保里は「国民の皆さまに元気や勇気、感動を与えるような試合をしたい」と抱負を述べた。

 吉田と同じく4連覇が懸かる58キロ級の伊調馨(ALSOK)は「自分が納得できるレスリングをして4連覇を達成したい」と意気込んだ。

 ほかの4人は初出場で、48キロ級で世界選手権3連覇中の登坂絵莉(東新住建)は「最後まで諦めず、何が何でも金メダルを持って帰る」と必勝を誓った。

 大学4年生で63キロ級の川井梨紗子は「優勝しかない」と力を込め、69キロ級の土性沙羅も「金メダルを目指す」と宣言。75キロ級の渡利璃穏(アイシンAW)は「最後まで攻める」と気合を入れた。

 至学館大監督を務める日本レスリング協会の栄和人強化本部長は「吉田と伊調に勝てる選手を育てようという思いでやってきた。6人が金メダルを狙える」と全階級制覇へ期待を寄せた。

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2016年7月16日のニュース