トランポリン男子メダル候補 伊藤、腰を痛めて車椅子退場

[ 2016年7月16日 05:30 ]

試技会の演技途中で腰を痛め、車いすで運ばれる伊藤正樹

 トランポリン男子のリオデジャネイロ五輪代表で、日本初のメダル獲得を期待されている伊藤正樹(東栄住宅)が東京・国立スポーツ科学センター(JISS)での試技会で腰を痛めて演技を中断し、車椅子で運ばれるアクシデントに見舞われた。

 JISS内の診療所で検査を受け、日本体操協会は「急性腰痛と診断された。五輪出場には支障がない」と発表したが、約1カ月後の本番へ不安を残した。日本のエースで27歳の伊藤は4位に入った前回ロンドン五輪後に腰を痛めていた。検査後は自力で歩き「ぎっくり腰のような感じ。様子を見たい」と話した。

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2016年7月16日のニュース