内山“憧れ”添田をストレート撃破 全日本初V「着実に階段を…」

[ 2015年11月9日 05:30 ]

 テニスの橋本総業全日本選手権最終日は8日に東京・有明テニスの森公園で行われ、 男子シングルスの決勝は第2シードの内山靖崇(23=北日本物産)が第1シードの添田豪(31=(内山初V/)GODAIテニスカレッジ)を7―6、6―4で破り、大会初優勝を飾った。第1セットのタイブレークで4本のセットポイントをしのいで逆転すると、ストレート勝ちを収めた。

 昨年ベスト4の内山が1年間の成長を示した。「小6の時にこの大会で試合を見た憧れの選手」という添田にストレート勝ち。「諦めずに1ポイントに集中できた」と瀬戸際から挽回した第1セットのタイブレークを勝因に挙げた。4月からスペインのバルセロナに練習拠点を移し、得意のサーブにクレーコート仕込みの粘り強さが加わった。すでにダブルスではデ杯代表になっているが「シングルスでも着実に階段を上れている」と大きな自信をつかむ優勝となった。

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2015年11月9日のニュース