東京朝鮮、創部40年目の悲願 文主将「大阪と花園で対戦を」

[ 2015年11月9日 05:30 ]

全国高校ラグビー代表決定戦・東京大2 東京朝鮮29―10明大中野

 東京朝鮮は19―10と追い上げられた後半18分、フランカーの南成冠(2年)が相手キックをチャージして流れを引き戻すトライ。創部40年目、5度目の決勝進出で、悲願の花園初出場を決めた。

 高1だった94年に朝鮮学校に門戸が開かれて以来、選手・指導者として挑み続けてきた呉昇哲監督は「仲間に入れてくれた日本のみなさんに恩返しができた」と感無量の表情。大阪朝鮮は全国の常連だけに先制トライのプロップ文陽善主将(3年)は「大阪と花園で対戦して、同胞で観客席を埋めることが夢」と目を輝かせた。

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2015年11月9日のニュース