桑水流「実感湧いてきた」 7人制日本代表が帰国

[ 2015年11月9日 22:52 ]

香港から帰国したラグビー7人制日本代表の桑水流裕策主将(手前)ら=9日夜、羽田空港

 ラグビー7人制のリオデジャネイロ五輪アジア予選で出場権を獲得した男子の日本代表が9日、香港から羽田空港に帰国した。ファンや報道陣ら約150人に迎えられ、桑水流裕策主将(コカ・コーラ)は「温かく迎えられて実感が湧いてきた。今がスタート地点。目標を切り替えて頑張りたい」と決意を新たにした。

 前主将で桑水流とともにチームを引っ張ってきた坂井克行(豊田自動織機)は「想像以上の人に迎えられた。やっぱり五輪ってすごいなと思った」と笑みをこぼし、15人制のワールドカップ(W杯)に出場した藤田慶和(早大)は「(五輪に向けて)ゼロからのスタートとしてしっかり積み上げたい」と五輪出場に意欲を見せた。

 13日にはトップリーグが開幕し、選手は所属チームで15人制の練習メニューをこなしながらの調整になる。瀬川智広ヘッドコーチは「アジアで勝つのと世界で勝つのは違う。選手には個別の課題を与えながら強化したい」と述べ、国内シーズン終了後から本格始動する考えを示した。

続きを表示

2015年11月9日のニュース