元魁傑の西森氏通夜に600人 芝田山親方「ぶれない師匠でした」

[ 2014年5月24日 05:30 ]

元放駒親方こと西森輝門さんの祭壇

 18日に虚血性心疾患で死去した元大関・魁傑で日本相撲協会放駒前理事長の西森輝門氏(享年66)の通夜が23日、東京都中野区の宝仙寺で営まれ、横綱・日馬富士、横綱・鶴竜、大関・稀勢の里ら約600人が参列した。

 現役時に西森氏の弟子だった葬儀委員長の芝田山親方(元横綱・大乃国)は「見送るのは悲しい気持ちでいっぱいですが、これも一つの役目。厳しい中に優しさがあったと思います。ぶれない師匠でした」と話した。稀勢の里は「相撲協会が苦しい時に先頭に立って引っ張ってくれた。残念というしかない」と故人をしのんだ。戒名は「浄篤院輝山魁傑居士(じょうとくいんきざんかいけつこじ)」で現役時代のしこ名が入った。棺には協会退職後に趣味としていたゴルフのグローブや雑誌などが入れられた。

 24日午前10時から、同所で告別式が営まれる。

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2014年5月24日のニュース