松山「ラッキー」イーグルで4打差24位発進

[ 2014年5月24日 05:30 ]

第1ラウンド、2番で第2打を放つ松山英樹

USPGAツアークラウンプラザ招待第1日

(5月22日 米テキサス州フォートワース コロニアルCC=7204ヤード、パー70)
 2週ぶりのツアー出場の松山英樹(22=LEXUS)は1イーグル、2バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの1アンダー、69で回り、首位と4打差の24位とまずまずのスタートを切った。石川遼(22=CASIO)は2バーディー、4ボギーの72で82位と出遅れた。65をマークしたダスティン・ジョンソン(29=米国)首位に立った。

 悪い流れを断ち切った。松山は8番パー3で3パットのダブルボギーを叩いたが、気持ちを切り替えた後半に猛チャージ。「後半になってかみ合ってくれた。そこで一気に伸ばせて良かった」と充実感をにじませた。

 10番で1・2メートルのバーディーパットを沈めて迎えた11番パー5。イーグルが飛び出した。第2打は残り295ヤードあったが、右からのフォローの風を味方につけ、3Wでピン下7メートルに乗せた。フックラインを読んでねじ込むと「あれはラッキー」と笑顔がはじけた。続く12番も第2打を1メートルにつけてバーディー。わずか3ホールで4ストロークを稼いだ。

 ショットの手応えが戻りつつある。「良いショットと悪いショットの差がついてきて、良い時は凄く良い状態になっている」。その言葉通り、この日のドライビングディスタンスは303・5ヤード、フェアウエーキープ率は85・71%といずれもツアー平均を上回る高い数字を記録した。「初日の1アンダーはいい」と順調なスタートに口調も滑らか。「あすからも一つずつ伸ばしていけたら」と上を見据えた。 

続きを表示

2014年5月24日のニュース