駒大・窪田が初マラソン 2時間10分切り目標

[ 2013年3月3日 06:00 ]

会見で初マラソンへの意気込みを語る窪田

 箱根から世界への第一歩だ。8月の世界選手権(モスクワ)の代表選考会を兼ねた、びわ湖毎日マラソン(スポニチ後援)は3日、皇子山陸上競技場発着のコースで行われる。2日は大津市内で有力選手が会見し、初マラソンに挑戦する窪田忍(21=駒大)は「つけるところまでついていきたい。今後につながるレースをしたい」と静かに気合を入れた。

 駒大のエースとして臨んだ箱根駅伝では2区区間7位と失速。その後、右太腿の故障もあって4本予定していた40キロ走は2本しか消化できなかった。今大会で2時間8分を切って日本人トップなら世界選手権代表に決定するが、現時点では意識していない。目標は元日本記録保持者で駒大の先輩・藤田敦史が学生時代にマークした2時間10分7秒。16年リオデジャネイロ五輪を見据え、21歳の若武者がまずは2時間10分切りを狙う。

続きを表示

2013年3月3日のニュース