五輪招致活動を復興支援に…東京都が被災地の意見集約

[ 2011年12月26日 18:52 ]

 2020年夏季五輪招致を目指している東京都は26日、招致活動を東日本大震災の復興支援につなげるため、都庁で初めての復興専門委員会を開催した。

 委員会には岩手、宮城、福島の3県職員や体育協会幹部らも参加。招致をめぐる今後のスケジュールを確認した。都は「復興五輪」を掲げており、機運を高めるイベントに被災地の意見を取り入れる。来年末をめどに意見を集約し、内容を公表する予定。

 委員長を務める細井優・都スポーツ振興局長は「20年五輪は復興の明確な目標になり、9年後の日本を見てもらうことも大きな意味を持つ。積極的に提言していただきたい」と話した。

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2011年12月26日のニュース