東芝2敗目で3位後退「逃げの選択をしてしまった」

[ 2011年12月26日 06:00 ]

トップリーグ第8節 最終日

(12月25日 太田ほか)
 神戸製鋼が前節まで2位の東芝を22―19で破り、5勝3敗の勝ち点27で5位とした。東芝は6勝2敗の同31で3位に後退した。パナソニックはリコーに32―10で快勝し、7勝1敗で勝ち点を35に伸ばして2位に浮上した。リコーは4勝4敗で勝ち点20。

 東芝は今季2敗目を喫した。No・8豊田主将の「真っ向勝負というよりも、逃げの選択をしてしまった」という言葉がチームに生じた迷いを物語っていた。攻め込みながらボールを奪われ、不利な状況に陥った。後半23分は敵陣22メートルライン内でボールを失うと、タックルで倒し切れずにトライを奪われた。それでも、残り5分から2トライで3点差まで詰め寄ったのは明るい材料。ロック大野は「悲観しないで、勝ち点1を取れたことを前向きに考えたい」と前を向いた。

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2011年12月26日のニュース