ラグビー日本代表 サントリー監督のジョーンズ氏を新ヘッドコーチに

[ 2011年12月26日 12:28 ]

ラグビー日本代表のヘッドコーチ就任が決まり記念写真に納まる、エディ・ジョーンズ氏(右)と薫田真広氏

 日本ラグビー協会は26日、ワールドカップ(W杯)で5大会連続で白星のない日本代表の新ヘッドコーチとして、トップリーグのサントリーを率いるエディー・ジョーンズ氏(51)と契約したと発表した。期間は今季終了後の来年4月から2015年W杯イングランド大会終了まで。日本A代表監督の薫田真広氏(45)がコーチを務める。

 強豪オーストラリア代表監督の経験があるジョーンズ氏は記者会見で「世界のトップ10入りを果たしたい」と目標を掲げた。そのために「日本人にあったスタイルをつくらないといけない」と話し、体格的に劣っても日本の良さを生かして世界のトップと戦えるチームづくりを方針に示した。

 オーストラリア人のジョーンズ氏は、03年W杯で母国を準優勝に導いた世界的な大物指導者。07年のW杯では南アフリカ代表のアドバイザーとして世界一に貢献した。サントリーでは監督就任1シーズン目の昨季、日本選手権優勝を果たした。

 07年から日本代表を指揮したニュージーランド人のジョン・カーワン氏は12月末で退任する。

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2011年12月26日のニュース