真央に追い風!高難度ジャンプの基礎点UP

[ 2010年5月8日 06:00 ]

2月のバンクーバー五輪、フリーで2度目のトリプルアクセルを決める浅田真央

 国際スケート連盟は6日、フィギュアのルール変更を発表し、浅田真央(19=中京大)が武器とするトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)や、男子で高橋大輔(24=関大大学院)らが跳ぶ4回転ジャンプの基礎点を引き上げるとともに、回転不足と判定されたジャンプでも基礎点の70%を与えることになった。高難度の技への挑戦を評価する狙い。

 基礎点は3回転半で8・2から8・5に、男子で最も多くの選手が跳ぶ4回転トーループは9・8から10・3に増え、転倒や着氷の乱れによる減点幅も狭まった。回転不足は新たに2段階で判定し、1/4~1/2回転足りないものは基礎点の70%を与え、1/2回転以上足りないものは、これまでと同様に1回転少ない基礎点となる。3回転半の場合、これまでは成功と紙一重でも2回転半の基礎点3・5に激減したが、新規定では6・0になる。

 ◆日程 国際スケート連盟は6日、フィギュアの10~11年シーズンの大会予定を発表。GPシリーズのNHK杯は10月22~24日に名古屋で開催。9月にジュニアGP第4戦が長野県軽井沢町で行われる。来年3月の世界選手権は東京、同4月の世界国別対抗戦は横浜が会場となる。

続きを表示

2010年5月8日のニュース