塚原 中盤伸び欠き3位

[ 2010年5月8日 19:56 ]

 【国際グランプリ大阪大会】4月に単身渡米で武者修行してきた塚原は今季初戦の男子100メートルで中盤の伸びを欠き、10秒36で3位。それでもスタートの動きだしに納得した様子で「80点ぐらい。次への手応えは感じている」と振り返った。

 今季は「世界の現場に飛び込むのが9秒台への近道」と一念発起し、タイソン・ゲイ(米国)が師事するコーチの指導を受け始めた。「タイソンはやはり走るフォームが超一流で毎日が勉強」と刺激を受けたという。勝負強さを持つ男子のエース。飛躍の年になるか。

 ≪高平「遅いのひと言」≫男子200メートルの高平は、自己ベストに0秒56及ばない平凡な記録に「遅いのひと言」。ただ、4月に右脚を痛めた影響で仕上がっておらず、落胆の様子はなかった。
 ことしの元旦に婚姻届を出したが「結婚を競技に持ち込もうとは思っていない」ときっぱり。五輪の中間年のことしは「何にも振り回されないで陸上をするのがテーマ」と語り、自分の走りを追求するシーズンにする考えだ。

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2010年5月8日のニュース