女王の余裕？３位さくら「今日のところはこれで」

宮里藍さすが！ノーボギー６９で９位浮上

　【ワールド・レディース・サロンパスカップ】横峯がショットメーカーの本領を発揮してボギーなしの６７をマーク、３打差の３位と今季初勝利へ好位置に浮上した。

　３、５番（ともにパー５）ではグリーンそばからの第３打を難なくピンに寄せてバーディー。その後も「アイアンの距離感のよさ」を武器に、１４番で３０センチにつけるなど３バーディーを加えた。

　１７番では１メートル足らずのバーディーパットを外すなど、内容的にはもっとスコアを伸ばせた印象だが、本人は「まだ最終日があるので、今日のところはこれで」と、おっとりした口調で満足感を表した。

　賞金女王の肩書を得た今季は２月、東南アジアでの米ツアー開幕シリーズで始動。その後、日本ツアーや米メジャーとの往復の疲労などで体調は万全ではない。４月のスタジオアリスでは２日目に棄権し、続行中だった連続予選通過記録が８５でストップ。今週も大会前日のプロアマを「体調不良」で欠場している。

　それでも四大大会への思い入れは強い。「日本が舞台だし、日本選手として何とかしたい」と、昨年のＬＰＧＡツアーチャンピオンシップ・リコーカップに続く四大大会３勝目に意欲を見せた。