ウッズあれ!?3番ウッドの第1打が190ヤード…

[ 2010年5月8日 06:00 ]

復帰3戦目“珍プレー”も飛び出したウッズ

 USPGAツアー・プレーヤーズ選手権第1日は6日、米フロリダ州ポンテベドラビーチのTPCソーグラス(7215ヤード、パー72)で行われ、愛人騒動から復帰3戦目となるタイガー・ウッズ(34=米国)は70で回り、フィル・ミケルソン(39=米国)らと並んで37位。ただし3番ウッドでの第1打が190ヤード止まりだったり、あわやアンプレアブルの場面もあるなど“珍プレー”の連続だった。今田竜二(33=フリー)が67で3位と好スタート。J・B・ホームズ(28=米国)とロバート・アレンビー(38=オーストラリア)が66で首位に立った。

 いわゆるテンプラ。7番パー4でウッズが放った第1打はフラフラと上がり、あと数ヤード短ければフェアウエー手前のラフに落下するところだった。「失礼ですが、どちら様?」と聞きたくなるようなプロにあるまじき飛距離190ヤードのミスショット。地面には3Wがえぐった穴が開いていた。
 12番パー4では深いブッシュにたたき込んでボールは草まみれ。キャディーから「アンプレアブルを宣言すれば?」と声をかけられるほどだった。しかし、どちらもパーセーブするあたりに底力がチラリ。前週のクウェイルホロー選手権では屈辱の予選落ちとなったが「あれからいい練習ができた。戦える状態になってきている」と納得のいく初日となった。
 会場のTPCソーグラスは2月に謝罪会見を行った場所。18番の第1打を池に入れたウッズは2度も放送禁止用語を叫んでしまったが、今度は反省や怒りを勝つためのエネルギーに変えたいところだろう。

 ≪平均飛距離まさかの最下位≫7番のミスショットの影響でウッズのこの日の平均飛距離(第1打)は251・0ヤードで参加145選手中の最下位。平均は284・2ヤードだった。

続きを表示

2010年5月8日のニュース