藍「集中力が…」最後の最後に息切れ9差20位

[ 2010年5月8日 06:00 ]

14番ホール、ボギーで渋い表情を見せる宮里藍

 【サロンパスカップ第2日】パッティングがさえ渡った宮里は最後の最後で息切れした。

 「いつもは上がっていく集中力がきょうは落ちていく感じだった」と振り返ったように、序盤から面白いようにパットが決まって前半はわずか11パット。中盤には厳しいパーパットを立て続けに沈めたが、「あそこまでで集中力を使い切った感じになっちゃった」と12番で1・5メートルのバーディーチャンスを逃してから流れが変わった。16番では強い雨にも見舞われ、さらにスタミナを消耗。最終18番パー4では雨に濡れた砂の硬さを読み切れずに、3打目をバンカーからホームランして手痛いダブルボギーを叩いた。初日の50位から順位こそ20位に上がったが、首位とは9打差。「トータルで見ればいいプレーができた。メジャーではまだ何があるか分からない」と決勝ラウンドに気持ちを切り替えた。

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2010年5月8日のニュース